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2018年の振り返り、2019年からLang-8社に入社します

Sun Dec 16 2018
  • poem

久々に書く記事が年末の振り返りかよおまえ・・・って感じだけど・・・。

というわけであっという間に1年が終わってしまった。

今年はフリーランスやら技術顧問やらいろいろやったけどまあ前に進めたいい年だったのではないかと思う。

毎年やってるわけじゃないんだけど振り返りくらいしてみようと思う。

フリーランスとして1年過ごした

これまでジョブホッパーとしていろんな会社で色んな経験をさせてもらった。

とてつもない幸運の持ち主なのでだいたいどの会社も居心地がよく、ホップしたのは本当に不義理なことをしてしまったと思う。

でもおかげで幅広い経験をさせてもらえたし、確実に糧になったし、僕自身は感謝してる。いつか恩返しもしたい。

というわけでホップしまくった結果、2018年(正確には2017年12月)からフリーランスとして仕事をしていた。

誰もがイメージするキラキラした感じのはたらき方ではなく普通にフルコミットで仕事しまくってたけど、別に食えなかったり実質ニートになったり死んだりもしなかった。

フリーランスになってどうだったかというと、まあお金には余裕ができた。税金でどれくらい持ってかれるか次第ではあるけど。

お金が増えても幸福度はあがらんみたいな記事を見るけど、意外とそうでもなく、今のところはある程度比例してあがってる。

仕事もありがたいことに途切れることなく、次の仕事を探さなきゃいけないみたいな強迫観念もない。

実際のところフリーランスになるのはそんな難しくないなとも思った。

スカウトが来たときに「業務委託でいいですか?」って言ってしまえばそれで晴れてフリーランスなんだということに気づいた。

エンジニアは今、空前絶後の売り手市場だから、もしなりたい人はさくっとなってみるといいと思う。

手続きも大変みたいなことよく聞くけど僕はそんなに大変じゃなかった。周りにそういうのに詳しい人が数人居たっていうのもあったと思うけど。

この辺のお話が聞きたい人はなんでも話すのでぜひ聞いてほしい。

技術顧問というはたらき方

僕は12月現在で4、5社並行して仕事をさせてもらっていて、そのうち1社は技術顧問として小さなチームに対してアドバイスをしたりしてる。

技術顧問という言葉はかっこよすぎてあまり使いたくないんだけど、昨今はそもそもそういうポジションも必要だしやってる人はアピールしてったほうがよいのでは?という流れもあるっぽいので、せっかくだし僕の例をまとめてみたい。

技術顧問というはたらき方はきっと千差万別で、人や会社によって全く違うのが現状だと思う。

僕がやってるのはだいたい次のことで、ほとんどリモートでやっている。

  • 全体設計
  • 命名のアドバイスやルールぎめ
  • コードレビュー
  • 難しい機能のベース実装と引き継ぎ
  • 非エンジニアとの対話
  • 新しい技術トレンドやニュースの共有
  • 自分が得た知見や失敗の共有
  • 採用のフォロー
  • たまに飲み会で話を聞く

ポジショントークになってしまうのだけど、少人数のチームには技術顧問という立ち位置の人間がいることの恩恵はとても大きいのではないかと思う。

よくエンジニアが口にする言葉として「技術的負債」というものがあるけど、まずこれを作らないようにすることや、タスクに対して大きな手戻りがないように進め方をアドバイスしたり、テストの書き方やLintの設定、依存性の管理、インフラの設計や監視、アラートの設定など、経験がものをいうポイントでのアドバイスはチームのヘルスケアとして確実に貢献すると思う。

システム開発は考えるべきことが本当に多くて、これを経営者に寄り添いつつエンジニアの味方として考えられる存在がいると、確実にシステムの寿命が伸びる。

ありがちな話に、外注が作ったシステムが運用できなくて内製にしたいけど採ったエンジニアがつらい思いをする、みたいなものがあるけど、そういった場面も防げる。

会社と同じで、システムは作って終わりではなく、維持しなければ意味がない。そういった部分で問題が顕在化した結果、技術顧問という立場の人間が必要とされる時代になったんだと思う。

ちなみにこれは顧問をやる方の恩恵もあって、やっぱりそれでチームが良くなったり開発体験を良くしてあげられると本当に嬉しい。

若手が育つのを見れるのも嬉しいし、エンジニア界隈全体に少しは貢献できているのではないか、と思えたりもする。

なのでそういう話が来たらぜひ一度受けて見るといいと思う。

というわけで、Rails関係でそういう感じの人間がほしい会社さんあればやりますよ。スタートアップでエンジニア1、2人規模がいいな。

プライベートの方

まあぼちぼちという感じ。

ゲームしたり個人開発したり本読んだり引っ越したり特につらいことはなく過ごした一年だった。

個人開発の方は1つちゃんとリリースして、もう1つリリースしたいけど時間がなくて何もできてないやつがあったりする。

個人でプロダクトを持つというのは技術研鑽、運用のスキル、コスト管理、監視、ディレクション、デザイン、モチベーション管理、あらゆる面でいい経験になる。

実際に個人開発しようとしたとき、まず抵抗があるのはデザインスキルとかだと思うけど、別に、自分のブログを自分で運営する、くらいでいいと思う。

自分ひとりである程度全体が見れるようになると本当にできることの幅が広がる。

もちろん躓くけど、その経験はきっと仕事でも活かせる。エンジニアとしてやってよかったと思うことの1つ。

あと、フリーランスになってから、仕事でもプライベートでも、良くも悪くも自分本位な生き方をするようになったなと思った。

時間がなければ仕事は断るし、お金が悪くても断るし、言いづらいことも言わなきゃいけない場面が増えた。

これはまあ長期的に見れば大人として生きていく上で必要なスキルだったのかなと思う。個人的には結構手に入れてよかったスキルだと思ってる。

思えばフリーランスとして複数社ではたらいたことで、そこで関わった人とプライベートで飲みに行ったりする機会が増えた。

これまでもなかったわけじゃないんだけど、それ以上に交流が大きく広がったのは今思えばフリーランスというはたらき方のメリットなのかと思う。

現場を離れたあとでも繋がれるのはありがたいし、困ったときにはぜひお手伝いしたいと思える相手がいるのはエンジニアとして生きていく上での貢献感につながる。

正社員だとそういう意味で幅の広がりに欠けるのが寂しいところだったりするかもしれない。

Lang-8社に入社することになった

フリーランスとしてフラフラしまくってたら年末間際に拾ってもらった。

正社員は全く考えてなかったけど、フリーランスでやっていくぜ!みたいな気概があったわけでもないので、まあいっかってことでさくっと決めた。

Lang-8社自体はもともと知っていて、なんか難易度高そうなサービスやっとるなー、作るの大変そう、くらいの認識はあった。

もともとはCTOの八木@sys1yagiさんから声をかけてもらって業務委託で入ってたんだけど、社員になってくれっていう話とまあ長く居たい気持ちはあるなというのがマッチしたので入社の流れとなった。

まあ、英語の勉強をしている身でもあったし。(サボりまくりだけど)

入社は1月なので厳密にはまだ業務委託なんだけど、Railsの開発者としてHiNativeの面倒を見てる。

設計やら何やらで改善点は多くあるけど、それでもテストが書いてあったり、つらい時期でも丁寧に育てられてきたサービスなんだろうと思ってる。

技術的に最適化すべきポイント(技術的負債とは言いたくない)は多々あれど、それはこれから率先して直していきたいし、それ以上にサービスを成長させるためにコミットしたいと思う。

というわけで次は長く腰を据えるつもりだという表明も込めてここで報告としたい!

あと語学勉強中の人はぜひ使ってみてください。

HiNative | 全ての外国語学習者のためのQ&Aサービス。

ユーザテストも募集してるよ、気軽に声かけてね。

2019年はこれをやるぞ

10月頃まではとにかく仕事しない生活をしようと努力してきたんだけどなかなか思うように行かず、結局仕事漬けの1年になってしまった。

なんだかんだ12月になってみると、2019年はちゃんとプロダクトにコミットしたいな〜という気持ちになってしまったので、まあそれはLang-8社で頑張ろうかと思う。

というわけでエンジニアとして頑張るという曖昧なのが1つ。

もう1つはお金のことをちゃんと考えたいと思ってる。

具体的に言うと資産運用で、ずっとこれまでもやってみたかったんだけどなかなかイメージがわかず、それがようやくなんとなくやれそうな具合の余裕がでたので挑戦したい。

最後の目標はQOLを今よりあげること。

これは年内ずっと言ってたんだけど、人生の意味はよくわかんないけどQOLを上げるのは間違いなく正しくて、そのためにはお金をある程度使うべき(むしろ使わなきゃいけない)ということに気づき始めた。

なので来年は今以上にそういった生きやすさとか、過ごしやすさを重視して生活を改善していきたい。

締まらない感じになってしまったけど2019年も自分の人生最優先で頑張るぞ。

良いお年を。